◇レフ板の使い方◇

人物撮影などでよく用いられるレフ板(レフばん)、お人形の撮影でも効果絶大で簡単なので是非使ってみてください。

用意するのは白い紙だけ。既製品はお金かかるし、効果もあまり変わらないので紙でいいと思います。
紙じゃなくても白い板でもなんでもいいです。光を反射できるものであればすべてレフ板になります。
(ただ、色のついたものだとその色の影響がでるので白がいいです)
なるべく透けない白い紙が良いと思います。

お人形の撮影は一人でやることが多いと思うので
段ボールなどに貼り付けると立てかけやすくなり使いやすいです。
譜面台とかあればさらに使いやすいと思います。
(私はイスに立てかけたり片手で支えたりしています;笑)

既製品のレフ板は表が白、裏が銀になっている物があります。銀のほうが光をより強く反射するので
時と場合に合わせて使ってみると面白いと思います。手作りではアルミホイルを使うと同じような効果が出るそうです。
(アルミホイルを一度くしゃくしゃにしまた伸ばして段ボールなどに貼り付けて使う)
※裏が淡い金色のレフ板もあるそうです。銀よりも光を柔らかく反射させてくれるそうですが、使用した人に聞いてみると
若干、金色が光に影響するらしい(反射光が黄色っぽい)と言うことを聞きました。

◎使い方◎

使い方もいたって簡単です。
人形の影になる部分にレフ板で光を反射してあげて影を薄くしてあげるだけです。

レフ板を動かしてみて、お人形に一番光を反射してるなぁと思った位置でレフ板を固定します。

子供の頃、鏡で光を反射して壁などに光を当てたり友達に向けたりして遊びましたよね♪その要領です。

また、お人形とレフ板の距離が近ければ近いほど反射した光が強くあたるのでカメラのフレームに入らないぎりぎりの
距離にレフ板を固定したほうがいいと思います。

左がレフ板なし  右がレフ板有り
この画像は、加工していません。レフ板の有り無しだけで同じ状況で撮影しました。
ハイライト部分は同じ明るさですが、顔の右半分の明るさが違います。レフ板なしの方は鼻やほっぺの下などに
影が入っていますが、レフ板を使用すると影が薄くなります。

あと細かい部分では頭のリボンの下部分、前髪の下部分、洋服の影の部分など、レフ板を使うとフラットな感じに
なってるのが分かると思います。あと後ろの壁もレフ板無しのほうは、右側の壁が暗いですが、レフ板有りの方は
影が薄くなり、背景が全体的に同じような明るさになっています。

ちなみに今回使用したレフ板・・・それはティッシュ箱の裏です(笑)お人形の大きさによってはそんな物でも充分レフ板になります。
だいたいお人形と同じくらいの大きさがあれば機能します。ぜひお試しください。

※「人形と同じくらいの大きさがあれば機能します」と書いたのは、 全身写真を撮る場合のみです。
全身に綺麗に光を反射させるためにはあまり小さいと機能しないのでそう書きました。
バストショットや顔のアップ写真だけの場合であればそれに相当する大きさの物でいいと思います。
例えばSDのバストショットや顔のアップだけなら雑誌にコピー用紙を2〜3枚クリップで挟んでレフ板代わりにしても
機能します。ただ片手に雑誌を持っての撮影になるので腕が疲れます(笑)はい、経験者です;



◎応用◎

1.女子の場合は顔に影が出ないようにレフ板を使ったほうが綺麗かと思いますが、男子の場合は影が出た方が
素敵な場合があります、そんな時はレフ板をあえて使わずに撮影するのもいいと思います。

2.もう少し影を明るくしたい場合は、さらにレフ板に照明のライトを当てたりすると反射する光の量が多くなります。
(自然光での場合は間接照明にするライトに青いパラフィンなどを間にかませてあげると自然光とマッチします)


※既製品のレフ板は紙とは違い光沢のある白ですので(以前私が持っていたのはそうでした)光の反射率は紙よりは良いと
思います。野外などの撮影で段ボールはちょっと・・という方は小さいレフ板だと手頃な価格で購入できるようですので
調べてみてはいかがでしょうか。


@おまけ@
私は旦那さんが仕事で使うカポックを買ってきたので、レフ板として使っています。
カポックがデカすぎて使いづらいです(笑)縦96cm 横86cmあります・・・・・・。
半分に割りたいのですが怒られるのでできません。あぅぅぅ・・。
(カポックとは発泡スチロール製の板です)



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